歯周病・歯槽膿漏・歯のクリーニング・検診等、歯ぐきのお悩み。
〈こんな歯ぐきの症状ありませんか?〉
歯の検診に行きたい!
歯槽膿漏(しそうのうろう)に悩んでいる。
歯の黄ばみをキレイに取ってほしい。
歯石がついているか気になる!
しばらく歯医者さんでクリーニングしていない。
歯ぐきから血が出る。
歯ぐきが腫れてしまった!
周囲から口臭を指摘されてしまった。
親知らずが痛い!
それらの症状は、もしかすると歯周病かもしれません。シミる、ズキズキする、鈍い痛みがある、歯ぐきに違和感があるなど、些細なことでも構いません。
気になることがあれば、気軽に当院までご相談ください。
〈歯ぐきのトラブル・病気の種類〉
歯ぐきのトラブルでよくある代表的なものをまとめておきますね。
もちろん、こちらに当てはまらないものもありますので、来院頂いた際に、しっかりと私たちで診断していきます。
1,歯周病
歯周病は、食べ物の残りカスが原因で、歯ぐきに沢山の細菌が住み着いて悪さをすることで、様々なトラブルや症状を引き起こす病気です。
いわゆる歯槽膿漏(しそうのうろう)がこれにあたります。 歯のクリーニングや検診も、むし歯や歯周病の重症化を防ぐ目的などで行われています。
2,口内炎(こうないえん)
忙しい生活や、ストレスなどの影響も加わり、歯ぐきや舌などにデキモノが出来てしまう病気です。
3,歯ぐきの傷
固い食べ物や、歯ブラシ、爪楊枝(つまようじ)などで、知らない間に歯ぐきを傷つけてしまっている場合があります。
4,親知らずの炎症
親知らずが中途半端に生えている方などでは、他の歯に比べて、親知らずの歯と歯ぐきの隙間が広くなっている場合があり、そこからバイ菌が入ってしまい、腫れたり痛みが出る病気です。
5,黄ばみ
タバコやコーヒー・紅茶などによって、歯が茶色くなったり、黄ばんでしまう場合があります。
見た目、気になりますよね。歯科医院の専用の器具を使って落としていきましょう。
ただ、色がつくことに問題があるというよりかは、同時に歯ぐきや歯に着いている汚れを落とすことで、むし歯や歯周病にアプローチすることが大切です。
6,口臭(こうしゅう)
お口の中が汚れていて、不衛生な状態が続いてしまうと、むし歯や歯周病になってしまうだけでなく、細菌 が悪さをしてクサいガスを発生させます。
ご自身では気づかなくても、家族や周囲に指摘されて 自覚する方も沢山いらっしゃいます。
デリケートな部分ではありますが、遠慮なくご相談くださいね。
ざっと代表的なものを挙げさせていただきました。 その他の症状やトラブルについても、しっかりと診断し、対処していきますので、遠慮なくご相談ください。
〈歯周病について〉
・歯周病を放っておくと、どうなるの?
歯ぐきのトラブルの代表的なものが歯周病です。 歯周病を放っておくと、最終的には、歯が抜けて取れてしまいます。
そうなんです。歯周病は、実はとても怖い病気なんです。脅かすつもりはないのですが、大人になると、むし歯ではなく、多くの方は、歯周病で歯を失ってしまうんです。
・歯周病の重症度
「歯周病の原因は食べカス→細菌が住み着き悪さをする→歯ぐきにトラブルや症状が出る→歯がグラグラになる→最終的に抜ける 」
この流れを覚えておいてください。
それだけで十分です。
一応、少し詳しくまとめると、
ステージⅠ(予備軍〜軽度)
歯の黄ばみ、着色、歯垢や歯石がついてしまった段階。自覚症状があり、ご相談される場合もありますし、他のトラブルで歯医者に来て頂いた際に、私たちが発見する場合もあります。
このステージは、まだ歯周病の原因は存在しているけど、歯ぐきに症状はない状態です。
ステージII(軽度〜中度)
歯ぐきから血が出たり、赤く腫れたりする段階です。 軽い症状だと気づいていない方が多く、私たち歯医者が見つけることもしばしばあります。
まだ痛みを感じる方は少ないかもしれません。
ステージⅢ(中度〜重度)
目立った歯ぐきの出血や腫れが出てきます。
歯ぐきの違和感や痛みを感じる方もいるかもせれません。歯周病は歯ぐきだけでなく、歯を支えている骨も溶かしてしまう病気です。
このステージでは、すでに骨にも何かしらの影響が出ているかもしれません。
ステージⅣ(重度)
出血や腫れだけでなく、すでに歯がかなりグラグラしていたり、沢山の膿が出てきているかもしれません。痛みもかなり強いかもしれません。
このステージまで くると、歯を支える骨が大きく溶けてしまっていて、手をつけられなくなってしまっているかもしれません。
歯を抜くしかないか、治せたとしても長期的な治療が必要となる場合が多いです。
厳密には、歯周病には細かいステージがあるのですが、今回は分かりやすく大まかにまとめましたのでご参考にしてくださいね。
・歯周病の治療方法
1,徹底したお掃除・クリーニング
歯科医院での専用機器を使ったクリーニングを行います。
また、同時にご自身で日々、歯磨きを頑張ってもらいます。両方を組み合わせることで成果が出やすくなります。
状況によもよりますが、歯の磨き方や、必要に応じて糸ようじ(フロス)・歯間ブラシなどの使い方もご説明します。
歯周病に特化した歯磨き粉や、洗口剤(うがい薬)も効果を発揮するかもしれません。
2,深い歯石取り
歯周病が進むと、歯と歯ぐきの隙間がとても深くなっている場合があります。
この場合は、専用の器具を使い、奥深くにこびり着いた歯石や汚れを取る処置をします。
3,塗り薬
強く痛みが出ていたり、膿が出ている場合には、歯ぐきにお薬を入れます。
4,外科手術
最終手段として、どうしてもクリーニングなどで効果が現れない場合には、必要に応じて、歯ぐきの手術を行うこともあります。
手術と聞くと、とても怖いと思うかもしれませんが、心配しなくて大丈夫です。
手術は頻繁にするものではありませんし、こちらに限らず、どんな治療も皆さんのご希望に沿わせながら、治療方法の説明や選択をして頂きます。
5,抜歯
どうしようもないくらい歯周病が進んでしまっている場合には、抜かなくてはならないこともあります。
残念ながら抜くことになってしまった場合には、抜いたあとに、歯を作ってあげる必要があります。
ブリッジや入れ歯、インプラントなど、これらに関しても、来院頂いた際にしっかりとご説明しますので安心してくださいね。
6,かぶせ物・つめ物・根っこの治療
歯周病の原因が、かぶせ物などの差し歯の場合もあります。
かぶせ物が古くて、適合が悪くなっている時は、隙間からバイ菌が入って歯ぐきが腫れていることもありますので、必要な場合は、原因となるかぶせ物を新しく作ってあげる必要があったりもします。
また、歯周病ではなく、むし歯が進んで、根っこの病気になっていることで、歯ぐきが腫れている場合には、歯周病治療ではなく、根っこの治療を必要とします。併発していて、どちらの治療も必要なことなどもあります。
– 最後に –
長々と、歯ぐきのトラブルや病気についてご説明させて頂きました。参考になりましたでしょうか?
文章では分かりづらいこと、理解しづらいこと、言葉足らずな部分等あると思いますので、当院が初めての方でも、安心してご予約・ご相談くださいね。
スタッフ一同、心よりお待ちしております。